
化学工業全般で利用される「合成基礎」を企画しました。 合成基礎ではよく利用されていて、極めて重要な
下記反応を講師製作のテキスト にて解説し、その後各種実験器具を使い、実習実験を行います。
この3つの反応は、香料(フレーバー、フレグランス)、食品、医薬、 半導体産業などにおいて必須となる
基本反応ですが、今回は主に香料素材 の作り方を中心に解説と実習を行います。
1. 脱水反応 2.グリニアール反応 3.アルドール縮合反応
※ 今後、ノーベル賞受賞のPdによるカップリング反応の実験なども予定しております。
第2回、参加者募集中。
※既に残りの参加可能人数が数人となっていますのでお申し込みはお早めにお願い致します。


香りと味の合成基礎セミナー概略
1. 反応の解説
1-1 脱水反応
エステル化・・・・・酸とアルコールの反応
アセタール化・・・・アルデヒド、ケトンの保護、分離・精製
ホウ酸エステル化・・アルコールの保護、分離・精製
有機溶剤の脱水・・・エタノール、IPA、THF、酢酸エチル、
ブタノール類、メチルエチルケトン、
アセトニトリルなど
1-2 グリニャール反応
アルデヒドまたはケトンとグリニアール試薬の縮合
ハロゲン化物とグリニャール試薬のカップリング反応
グリニャール反応実験の動画
1-3 アルドール縮合反応
アルデヒドとアルデヒドまたはケトンの反応
アルドール不斉合成
2. 反応の実践・実習
2-1 エステル化反応例 (桐山製作所製脱水装置を使用。)
カプリル酸エチル(日本酒大吟醸の香り)
カプロン酸エチル(リンゴの香り)
アセタール反応例
シクロヘキサノンとエチレングリコールのアセタール
ホウ酸エステル化
シクロヘキサノールホウ酸エステル
2-2 グリニアール反応例
グリニアール試薬の作成
カルビノール化及び脱水反応
2-3 アルドール縮合反応例
ベンツアルデヒドと脂肪族アルデヒドの反応
3. 質疑応答
主催:有限会社 桐山製作所
講師:桐山製作所 技術顧問 アイタック 板倉啓祐
会場:有限会社 桐山製作所内 6F 実験室
費用:¥27,500 (テキスト、税込)
定員:10名様前後 定員になり次第、締め切ります。
参加申し込み方法:弊社HP内、お問い合わせフォーム
又はお電話にてお申し込み下さい。