ラボプラントは主に生産プラント前のパイロットプラントです。パイロットプラントの役割は生産プラントの構築の事前データ採取、近年は特に想定外のトラプルに対応するためのデータなどの重要性が増しています。
さらに最近ではバイオエタノール精製などの小規模生産装置などの需要によりそのまま生産プラントに使われる事もあります。
さらに最近ではバイオエタノール精製などの小規模生産装置などの需要によりそのまま生産プラントに使われる事もあります。
桐山ラボプラントの特徴
桐山ラボプラントは、ユーザー様のご提案はもとより、当社の側からも多数のプラント製作のノウハウを生かし、求める実験に最良の形、かつ安全な稼働が可能な仕様を提案し、製作途中での部分的な変更にも柔軟に対応出来る様、組み立てから完成に至るまでに多くの立ち会い運転、確認等、ユーザー様と共に作り上げてゆく、桐山独自のプラント製作です。
桐山ラボプラントの基本制御を最低限の電子制御にすることで装置自体のコストを下げています。手動主体の操作のため万が一電源が喪失した場合でも、比較的早く装置を停止することができます。近年、PC制御が主体ですが、基幹的な部分では緊急時に手動操作ができるなどが事故防止につながると当社では考えます。
http://www.cris2012.org/
ラボプラント 構造/強度
ラボプラントは通常のガラス装置より大型になりますので摺り合わせジョイントでは強度に問題があるためAのような肉厚の端部にテフロンパッキングをしクランプで固定するものです。このクランプはアルミ製で、軽量であることとガラス本体を破損しない様にしてあります。また端部のテーパーとテフロンは2〜3°の傾斜余裕があり柔軟性がありますので装置の組立てが容易になり耐震性にも寄与します。
また装置を支える構造体は断面が「コ」の形鋼のチャンネル鋼と丸鋼管を使います。共に土木、建築、仮設、足場、支柱、船舶、車両などに使われており、高強度を誇ります。