蒸留用充填物SUSネットの性能(7)

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目的

今回は、スパイラル型SUSネットを充填密度0.60g/ccとなるように充填し、塔径60mmΦと少し大きめの蒸留充填塔を使用して、フラスコ加熱電圧(焚き上げ量)を段階的に上げて、理論段数、HETP(mm/段)及び圧力損失の関係を測定して、グラフにまとめた。
 

実験結果

<実験データ> 


<結果のグラフ化>
  

<装置仕様>
          充填塔; 内径20mmΦ,25mmΦ、 充填高H=100mm,250mm,500mm、 
                  充填物; SUSネットスパイラル型、充填密度=0.60g/cc
          蒸留フラスコ; 容量1L、桐山製モノヒート350W/100Vにて加熱
 

実験結果の考察

  1. 塔内気液平衡の達成のために、全還流が始まってから3時間以上還流を行なった。
  2. HETP(一理論段数当たりの所要高さ)は25〜27mm/段であった。
  3. 塔高600mmの場合、塔の圧力損失は水柱で5〜10mmH2Oであった。平均すると10mm/段程度であった。従来の充填物に比べてフラッディングが起こりにくい。
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