桐山 ロート
〈 その特徴と誕生。〉
ろ過ロートとして当初は目皿ロートの製造を少量ながら行っていました。目皿ロートはガラス円盤に数十個以上の小穴を開けたものですが作業効率が悪く、完成近くになると穴が多くなりため半分に割れてしまい取り扱いにも注意が必要なものでした。
そんな折、マンホールの蓋に雨水が溜まり、よく見ると多数の溝と小穴に流れ込む状態に気付き、それに近い形の試作を行い、当初は複数の穴と溝で構成しましたが、吸引ろ過の場合一つの穴でも処理出来る事がわかりその結果、洗浄性や生産性も向上した現在の桐山ロートの基本形状が完成しました。
桐山ロートの使い方の解説動画はこちらからご視聴いただけます。