オスマー型平衡蒸留装置
本装置は実験によって、2成分気液平衡の基本となるいわゆる
xy平衡線図を作成するためのデータを採取する装置です。
〈 作成法及び使用法 〉
1) x, yはそれぞれ液相、気相における軽沸点成分のモル分率です。
2) 2成分が加熱されて平衡状態にあるとき、液相x(左下コック抜出し)と気相y(右下コック抜出し)
の組成をガスクロ等で測定するとグラフ上に点(x, y)が得られます。
3) 仕込み組成を変えて、複数個の測定点を結ぶとxy線図が得られます。
4) xy平衡線と対角線の間で、塔頂組成xDから塔底組成xWまで階段作図することに
よって、全還流時の蒸留理論段数が求められます。
5) カラム部は真空ジャケットになっているので外気温度の影響を受けにくい構造となっています。
1) x, yはそれぞれ液相、気相における軽沸点成分のモル分率です。
2) 2成分が加熱されて平衡状態にあるとき、液相x(左下コック抜出し)と気相y(右下コック抜出し)
の組成をガスクロ等で測定するとグラフ上に点(x, y)が得られます。
3) 仕込み組成を変えて、複数個の測定点を結ぶとxy線図が得られます。
4) xy平衡線と対角線の間で、塔頂組成xDから塔底組成xWまで階段作図することに
よって、全還流時の蒸留理論段数が求められます。
5) カラム部は真空ジャケットになっているので外気温度の影響を受けにくい構造となっています。
※この例では理論段数は4段です。